野外活動時に聴覚障がい者にあると便利なグッズはこれ!
2022/06/03

聴覚障がい者の方は、補聴器や人工内耳を使っていることが多いです。野外で活動する場合、補聴器や人工内耳が濡れてしまうと故障の原因となるため、濡らさないようにしなければなりません。急な雨やひどい汗などに備えて、持っていると便利な物を紹介します。わざわざ購入しなくても、普段、家に置いてある物で対応できるので安心です。バッグに常備しておきたい物です。
両耳が覆える長さのタオル
急な雨や、夏場に活動した後の汗。特に汗には塩分も含まれるため、精密機器には注意が必要です。常にタオル(両耳が覆える長さ)を持っていると、突然の雨でも、まず耳に水がかからないようにすることができます。また、補聴器や人工内耳を一旦外して拭くこともでき、聴覚障がい者には必須のグッズです。
ミニケースと乾燥剤
百均などで購入できる、プラスチック製のミニケースに、せんべいなどの袋に入っている小さめの乾燥剤を入れて持ち歩きましょう。万が一、補聴器や人工内耳が濡れてしまった場合、すぐに外してタオルで拭き、しばらくケースに入れて乾燥させることができます。
常にバッグに入れておきましょう
「聞こえない」という状況は、命を守る上でとても危険です。聴覚障がい者にとって、命綱である補聴器や人工内耳が使えなくなる状況は避けたいものです。特に野外や夜間は、危険と隣り合わせで過ごさなければなりません。そんな場合でも、わざわざ準備するのではなく、日常的にタオルや乾燥剤入りミニケースを持ち歩いていれば安心です。特に聴覚障がい者が幼い場合は、身近にいる大人が持ち歩くことをお勧めします。
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