肢体不自由者の日常生活
2020/12/10
「障がい」といっても身体的な事から精神的なものまで種々様々なものがあります。
そこで今回は身体障がいの中で特に肢体不自由を抱える人々の生活に着目し、紹介していきます。
■肢体不自由ってなに?
肢体不自由とは先天的か後天的かを問わず、手足のマヒ、あるいは体幹の機能障害を指します。
この肢体不自由を抱える人々は「身体障害者福祉法」で定められている障害分類のうちで最も多く、身体障害者手帳を配布されている人々の約半数を占めます。
健常者の方にお願いしたいことは後天的要因の殆どが脳疾患であるとされ言語障害など、いくつかの障害を併せ持っていることを理解していくことです。
■肢体不自由者の日常の困りごと
肢体不自由者の日常生活においての困りごととして代表的なのはベッドの移動・トイレ・入浴など正に日常生活を送る上でかかせない一つ一つのことが困難になってしまうことがその特徴でもあります。
また、買い物をするにも商品の置かれている棚の高さは勿論のこと、店に行きつくまでに道路の段差など幾多のハードルがそこにあります。
券売機などでの切符の購入や、駅構内の階段などを使っての移動などにもハードルがあるので行動範囲が制限されてしまう現状があります。
肢体不自由の方を見かけたときはお願いをさせる前に自ら進んで幇助をしていくことが良いですね。
■障がい者の方との暮らし
今回は障がい者の中で特に肢体不自由を抱えている人々のことについて書きましたが、このように日々の暮らしを送る上でも様々な困難・ハードルを越えて生活していることを社会や世間がさらによく知り、相互理解を進めていくことが大事であると実感したことでしょう。
今社会はバリアフリーがさらに進んできています。
駅構内の段差やその他さまざまな施設で手すりやスロープなどが設備されています。今後さらにこの動きは広がりを見せていくでしょう。
ナレバリコミュニティ
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