毎年4月2日は世界自閉症啓発デー。日本国内で行われたイベントを紹介
自閉症とは先天的な脳の機能障害であり、興味や活動の偏りやコミュニケーションの質的障害、社会性発達の質的障害の3つを特徴とします。1,000人に1~2人はいるという、決して珍しい障がい者ではありません。
しかし自閉症に対する世間の認知度や理解度は低いとされています。そこで国際連合では、自閉症障がい者に対する理解を深める目的で毎年4月2日を世界自閉症啓発デーと定めました。
毎年4月2日~8日までを、発達障害啓発週間として各地で様々なイベントが開催されます。
2019年4月2日には東京都港区で、東京タワーブルーイベントが開催されました。東京タワーの特設ステージで各種イベントが開催され、夕方には厚生労働省が主催する啓発イベントも行われました。
また会場では、自閉症や発達障がいに関する様々なブースが設けられています。世界自閉症啓発デーのイメージカラーは青であることから、何か「青色」が入ったものを身につけて入場するアナウンスがありました(もちろん身につけなくても入場は可能です)。
このイベントは誰でも参加自由となっています。さらに4日後の4月6日には新霞が関ビル内で、世界自閉症啓発デー2019シンポジウムが開催されました。そこでは、パネルディスカッションや東京タワーブルーイベントの上映会などがありました。尚、シンポジウムに参加するためには事前予約が必要です。
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