障がい者バドミントンにはクラス別に特有のルールがある
障害者バドミントンの競技ルールは一般のバドミントンとほとんど一緒で、レクリエーションとして親しまれているだけでなく、国内では数多くの大会が開催されています。
障害者バドミントンには大きく車椅子と立位の二種類があり、障がいの種類や程度によってクラス分けされています。使用するラケットやシャトルは一般のものと同じで、ネットの高さも変わりません。
コートも通常のものと同じですが、車椅子と下肢障がいのクラスのシングルスではコートの半分を使用することになっています。普通のバドミントンと同じく1ゲーム21点方式で、2ゲーム先取した方の勝利です。
また、車椅子ではシャトルを打つ瞬間に胴体の一部が車椅子と接していなければならない、片上肢切断などの障がいではラケットを持たない腕の反動を利用してスマッシュを打ってはいけない、といった特有のルールもあります。
試合ではシングルスとダブルスがあり、ダブルスではペアとのコンビネーションが重要になります。立位ではスピード感のあるプレーや多彩なショット、車椅子では対戦相手との戦術的な駆け引きというように、クラスによってそれぞれ異なった特徴や魅力があり、競技人口は増加しています。
2020年の東京パラリンピックの正式種目でもあり、注目度の高まっている競技の一つです。
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