パラリンピックの選手村のバリアフリー設計
2021/06/19
パラリンピックに参加する選手は、日常生活の妨げになりかねない何らかのハンディキャップを抱えている人が大半です。そのため選手村には、選手が快適に過ごせて競技に集中できるように、色々なバリアフリー対策が施されているものです。では具体的にどのようなバリアフリー対策が導入されているのかを確認してみましょう。
車いすでの移動のしやすさを重視
パラリンピックの選手村に施されているバリアフリー対策は基本的に、車いすの移動に関するものが多いです。2021年の東京オリンピックでは21棟ある宿泊施設のほとんどが、車いすのことを考えて段差がないように作られます。出入り口にはスロープが設けられ、棟の間も含めた大抵の移動はスムーズに行えるでしょう。また廊下は車いす同士でも余裕を持ってすれ違えるように、幅が1m50cmと広く確保された構造となります。またエレベーターは13人乗りと17人乗りの2通りがありますが、その内17人乗りの方は正方形に近く、車いすでの回転や出入りがしやすいです。
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