パラリンピックに7回出場!53歳の車いすの鉄人とは?
パラリンピック出場の常連で車いすの鉄人と呼ばれる永尾嘉章選手を知っていますか?車いす陸上短距離の元日本代表で、パラリンピック選手としても大活躍されていた選手です。
彼の持ち味である車いす操作技術や迫力あるダイナミックな走行から、車いすの鉄人と呼ばれ、多くのアスリートや陸上ファンがそのプレーに魅了されました。その操作技術はもちろん、年齢に驚く方も多かったでしょうね。
この車いすの鉄人である永尾選手ですが、車いすとの出会いは5歳の頃まで遡ります。当時永尾選手はポリオを発症し、その後遺症から両足が不自由になり車いす生活を余儀なくされました。
その頃はスポーツとは無縁の生活を送っていたのですが、高校生の頃にパラスポーツに出会い人生が大きく変わっていきます。
最初はやる気のなかったパラスポーツですが、先生に促され、やらざるを得なかったそうです。ですがやってみると意外に楽しくて、そこからパラスポーツに夢中になります。
その頃は陸上だけではなくバスケットボールと陸上を並行し、代表選手として活躍されていました。88年にはソウルパラリンピックで短距離走の代表選手として出場し、そこからは陸上に専念するようになります。
2008年まで6回パラリンピックに出場し、リオでは53歳という年齢にも拘らず代表選手として出場しています。年齢を感じさせないプレーに多くの人々が感動したことでしょう。現在、永尾さんは引退し指導者へと転身されているようです。
選手としても活躍していたパラスポーツですが、現在でもパラリンピックサポートの講師を務めるなどパラスポーツに携わる仕事をされています。永尾さんの挑戦はまだまだ続いています。今後の活躍にも注目ですね。
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