視覚障がい者にとってパソコンは欠かせない便利なアイテム
2021/10/13

生まれつき、もしくは何らかの事故によって、視覚が奪われた状態を、視覚障がいと言います。視覚障がい者となった場合、物事の判断を視覚以外の五感に頼る必要がありますが、視覚障がい者にとっても、パソコンやスマホは生活に欠かせないアイテムの一つです。ここでは、視覚障がい者がどうやってパソコン等を使っているのか、そしてその仕組み等についても簡単に説明していきます。
音声で把握できるスクリーンリーダーは視覚障がい者にとって不可欠
パソコンやスマホは、画面に映し出されている文字や画像等を視覚で認識しながら使いこなすためのアイテムです。しかし、視覚障がい者は、視覚で物事を判断する能力が失われているため、音声で画面の状態を把握するスクリーンリーダーを利用して、文章入力等を行っています。パソコンやスマホの場合、文章入力以外にもインターネットに接続して、ホームページ等の情報を取得できる機能も持っています。スクリーンリーダーがあれば、ページに記載されている文字や画像等の情報を読み上げる形で把握できるため、視覚障がい者にとっては、とても便利なアイテムです。
スクリーンリーダーで視覚障がい者でもパソコンやスマホを使えるように
ほとんどの人が、情報を収集し必要な項目を伝えるために、パソコンやスマホを使っています。ただ、パソコンやスマホは、視覚に障害のない人向けの情報機器であるため、目が見えない視覚障がい者の場合は、音声で読み上げるスクリーンリーダーが必須です。音で情報を把握できる便利な手段により、視覚障がい者でも簡単にパソコンやスマホ等を使いこなせるようになります。
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