障害者の生活を支える最新アイテムの情報
障害者の活動をサポートし、家に引きこもりがちな障害者が積極的に外へ出て活躍できる場を広げようとする試みがなされています。
筋肉組織にセンサーを取り付け、筋肉から発せられる微細な電気信号をキャッチすることで自由自在に動かせる義手が有名です。力の微妙な調整もできるので、桃やシュークリームをつぶさないようにやわらかく持つこともできるようになりました。
また、小型カメラを取り付けた視覚障害者用の杖は、障害物や通行人の接近を知らせてくれます。さらに、顔認識センサーも付加して知人が近くに居ると教えてくれてサポートを頼むことができるという「スマートステッキ」も開発されています。
視覚障害のうち、水晶体が傷付けられている人のために眼鏡にカメラを取り付けて画像をダイレクトに網膜に映して見えるようにするという画期的な発明も実用化されました。
筋萎縮症・筋無力症・脊椎損傷など筋肉が一部しか動かない人がパソコンに文字入力できるように、目の動きを捉えて文字を判別する機能を備えたカメラも導入されました。
この技術はコミュニケーションツールとしても活躍しており、目の動きによって指定された文字がそのまま人工音声としてスピーカーから発声されるもので、会話が成立できるレベルまで向上しています。
ナレバリコミュニティ
有料バナー
関連記事
-
-
視覚障がい者のための便利アイテムを紹介
視覚障がい者専用の補装具として周知されているのは白杖や遮光眼鏡ですが、日々の暮ら …
-
-
障がい者に便利なグッズの選び方
■毎日の食事に役立つグッズの選び方 身体に障害がある場合には、一人で食事を摂る …
-
-
アイスピック付き杖を持って冬道を安全に楽しく歩行しよう!
身体障害者の方、特に下肢不自由や身体バランスの障害、その他歩行に不安を抱えている …
-
-
Honda、車いす仕様車を総合福祉展に出展へ
Hondaは総合福祉展「バリアフリー2015」に、4月下旬に発売予定の新型「ステ …
-
-
【義手】「無理です」という言葉は飛躍を止める――筋電義手「handiii」の挑戦
企業勤めをしていた専門分野が異なる3人が共にスタートアップを立ち上げ、その領域を …
-
-
発達障害であっても時間をしっかり管理するために出来ること
■発達障害に関する悩みの定番である遅刻 発達障害やADHDがあると、時間の管理 …
-
-
ウェアラブルコンピューター
障害者は普段私たちが何気なく過ごしている日常の中でも大きなハンディを背負って生き …
-
-
視覚障がい者にとってパソコンは欠かせない便利なアイテム
生まれつき、もしくは何らかの事故によって、視覚が奪われた状態を、視覚障がいと言い …
-
-
視覚障害者用タイル
健常者の私達は気付いていない事が多いのですが、街の至る所には障害者が暮らしやすい …
-
-
あると便利な障がい者向けのグッズ
バリアフリー化が進んだことにより、障がい者も公共施設や家の中では比較的安全、安心 …
- PREV
- 愛媛県で行われる障害者向けスポーツ講習会
- NEXT
- パラリンピックは負傷兵のリハビリが原型