“手から離したくない”究極の手触りを追求した会津漆器『めぐる』発売 視覚障がい者の特別な感性と漆器職人の高い技術がコラボレーション
会津で伝統工芸コーディネ―ターとしての活動を続ける株式会社明天(所在地:福島県会津若松市、代表:貝沼 航)と、人々の五感の再生を促すソーシャル・エンターティンメント、ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン(所在地:東京都渋谷区、代表:志村 真介)とが協働し、「究極の手触り」や「手から離したくなくなる優しいかたち」を追求した新しい会津漆器『めぐる』を2015年7月2日(木)に発表、先行予約販売を開始いたしました。

『めぐる』商品写真(@PRESSより)
『めぐる』は、漆器の持つ魅力を暮らしの中で永く愉しみ、次世代に引き継いでいただくことを願って開発した商品です。
『めぐる』専用サイト: meguru-urushi.com/
■商品概要
商品名 : めぐる
種類 : 「日月」「水平」の2シリーズ
価格 : 7,000円(税抜)~
発売日 : 2015年7月2日(木)
形式 : 先行予約販売(各種50個限定)
注文方法: 専用サイトから申し込み
URL : meguru-urushi.com/
特典 : 先行予約者には自分の器が製作される様子を適宜E-mailで配信
◆視覚障がい者が新たな価値を生み出した商品開発ストーリー
会津漆器は、城下町・会津若松市に400年続く伝統工芸品です。漆器本来の心地よい肌触りや口当たり、そして抱き上げたくなる優しいかたちを追求した商品を生み出そうと、この度会津漆器の職人たちとダイアログ・イン・ザ・ダークの目を使わないアテンド(視覚障がい者)がコラボレーションしました。両者が熱く対話を積み重ねながら、約1年をかけてじっくり商品開発し、視覚障がい者が持つ秘めたる力を最大限に引き出しながら、伝統文化を更に極めた取り組みとなっております。
◆『めぐる』に込めた暮らしと伝統を次世代に繋ぐ仕組み
商品は、禅宗の僧侶が修行で使う「応量器(おうりょうき)」にヒントを得、飯椀・汁椀・菜盛り椀からなる「三つ組の椀」で構成。一番小さな器は、子ども椀として使うこともできます。お子さんは器と共に育ち、やがてその器は次世代へと受け継がれていきます。
漆器の良さは塗り直しなどの修理ができることなので、日本産の漆の保護を目的に、『めぐる』の売上の一部は、会津での漆の木の植栽活動へ寄付されます。『めぐる』は、将来その漆で塗り直しが可能です。そして、修理の仕事は、産地の若手職人の将来の仕事づくりにも繋がっていきます。
【ダイアログ・イン・ザ・ダークについて】
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、真っ暗闇のソーシャルエンターテイメントです。参加者は完全に光を遮断した空間の中へグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障がい者)のサポートのもと、様々なシーンを体験します。その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。1988年ドイツで、哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれたこのイベントは、世界32か国・約130都市で開催され、これまで800万人以上、日本でも16万人以上が体験しています。2009年3月からは東京・外苑前で常設開催となり、2010年からは、チームビルディング、コミュニケーション促進など企業研修(ビジネスワークショップ)としても利用されており、これまで400社以上に導入されています。
関連書籍:茂木 健一郎『まっくらな中での対話』(講談社文庫)、志村 季世恵『いのちのバトン』(講談社文庫)・『さよならの先』(講談社文庫)、志村 真介『暗闇から世界が変わる』(講談社現代新書)、柿沼 忍昭・志村 季世恵 共著『命の理』(佼成出版)
会社名 : ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン
所在地 : 東京都渋谷区神宮前2-2-8 B1
代表者 : 代表 志村 真介
事業内容: 暗闇でのエンターテインメント・企業研修・商品開発
URL : www.dialoginthedark.com
【株式会社明天について】
株式会社明天は、会津の伝統工芸を活性化するために2005年に設立された会社です。これまで、工芸産地インターンシップや全国のデザイナーと連携した商品開発プロジェクトなどを手掛けてきました。震災後、生産者と消費者を繋げる漆器の魅力発見ツアー「テマヒマうつわ旅」を中心として活動。数年間の準備を経て、2014年から本商品の開発プロジェクトに本格着手。『めぐる』の販売事業者となる。
会社名 : 株式会社明天
所在地 : 福島県会津若松市新横町4-16-201
代表者 : 代表取締役 貝沼 航
事業内容: 漆器製品の企画・販売、プロモーション
URL : tematrip.com/
記事引用元
@PRESS:www.atpress.ne.jp/news/65483
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